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催涙スプレーについて(2)

防犯グッズのひとつである催涙スプレーに使用されているガスは現在のところ3種類ほどあるそうです。
一つは、クロロベンジリデンマロノニトリル(CSガス)と呼ばれるガスで、二つ目は、クロロアセトフェノン(CNガス)と呼ばれるガス、三つ目は、オレオレジン・カプシカム(OCガス)と呼ばれるガスです。
前回の終わりに軽く触れたことですが、麻薬中毒患者やアルコールを大量に飲んだ泥酔者などには、何故か効き目が薄いガスというのがあります。
それが、CSガスとCNガスです。
麻薬中毒患者がそこらへんをうろついている確率というのはかなり少ないですが、それでも決してゼロではありません。
最近は覚せい剤なども低年齢化してきたり、一般の主婦でさえやっているかたが増えているということですので、決して安心はできません。
泥酔者のほうはどうでしょう。
ほとんどの泥酔者は足元がふらついているでしょうから、充分に逃げることは可能と思いますが、やはり中にはいくら飲んでもふらつかないというかたもいるかもしれません。
というわけで、このような悪者たちにも効果を表してくれるのがOCガスを使用している催涙スプレーです。
これはいわゆる、とうがらしの成分でもあるカプサイシンを原料としています。
あのとうがらしの辛さが、目や鼻や口に入ることになりますから、その痛さは想像がつくかと思います。
もちろん皮膚についてもヒリヒリと痛みます。
ということは、防犯グッズとしてもっとも優秀な催涙スプレーはOCガスを使用したものということになるでしょうか。
至近距離から相手の顔を狙った場合には、1秒程度の噴射であっても相手にダメージを与えられると思います。
やや離れている場合には多少長く噴射しなくてはなりませんから、その際はくれぐれも自分自身にかからないよう注意をしてください。

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